メール機能
レンタルサーバと契約すると、Web用とメール用のスペースが提供され、そこで独自ドメインやサブドメインを利用したメールアドレスを作成してメール機能を使用できるようになります。
基本的なメールの送受信以外にも、便利なメール機能を提供しているレンタルサーバが多くあります。
レンタルサーバによって扱っている機能はさまざまですが、いくつかの代表例を紹介します。
1)メーリングリスト
2)メールマガジン
3)Webメール
4)メールの転送
5)メール自動応答
6)迷惑メールフィルタ
7)メールウィルスチェック
1)メーリングリスト
複数の相手にメールを一括で送信する機能です。あらかじめ、一括送信したいメンバの宛先メールアドレスをグループにまとめておき、1通のメールを送る感覚でメール送信できます。Webサイトの会員やお客様などに販促用のメールをまとめて送る時などに便利です。
2)メールマガジン
メールマガジン(メルマガ)とは、発信者が定期的にメール配信する読み物で、読みたい人が登録して購読するメールの配信形態のことをいいます。
「まぐまぐ」などのメルマガサービスを利用せずに、独自ドメインでメルマガ配信ができます。
3)Webメール
インターネット環境のパソコンさえあれば、パソコンのメールソフトを使用しなくても、設定なしでブラウザ上からメールの送受信ができる機能です。
移動の多い方は、出先から簡単にメールチェックができるので便利なサービスです。
4)メールの転送
自分宛てに送信されたメールを、別のメールアドレス宛てに自動で転送する機能です。
プライベート用や仕事用の複数のメールアドレスを持っていて、それぞれに届くメールを1つのプライベートアドレスでまとめて受信したい場合や、移動中でも携帯電話のメールアドレス宛てに転送してすぐにチェックしたい場合などに便利です。
5)メール自動応答
届いたメールに、あらかじめ入力しておいた内容のメールを自動的に返信する機能です。
ネットショップサイト運営などで、注文や問い合わせのメールへの返信が遅いのは顧客に不安を与えます。自動応答メールを利用することで、送信者に「すぐに返信はできないが、メールは届いている」ということを伝えられるため、休暇中や移動中などすぐに返信できない時には便利な機能です。
ただし、届いたメールすべての自動応答するため、スパムメールにも返信がされてしまいますので使い方に注意しましょう。
6)迷惑メールフィルタ
すべての受信メールをふるいにかけて、自動で迷惑メール(スパムメール)と判定されたメールを迷惑メールフォルダなどに振り分ける機能です。迷惑メールなのかそうでないかを判定する基準やしくみはサービスによって異なり、ユーザが報告した迷惑メールのドメインやメールアドレスなどを元に判定するものもあれば、現在の迷惑メールの傾向を分析してそれを元に判定するものもあります。
毎日のように大量に迷惑メールがくる場合は、わざわざそれを削除しなくてよくなるため、便利な機能です。
しくみによっては、迷惑メールではないメールも迷惑メールフォルダに振り分けられてしまうことがありますので、注意しましょう。
7)メールウィルスチェック
サーバ側ですべての受信メールにウィルスがついていないかを自動チェックし、見つけたら駆除する機能です。ウィルスの感染経路の多くはメールからと言われています。
パソコンやサーバにウィルスが感染して、自分のメールアドレスでネットショップサイトの顧客あてに迷惑メールがばらまかれてしまったり、第3者が自分のドメインを使って悪意のある攻撃を行ったりした場合(踏み台攻撃)、自分ひとりでは責任のとれない状況になってしまうこともあるため、ウィルス対策は非常に重要です。
そのため、最近ではレンタルサーバ側でこのメールウィルスチェック機能を無料提供するところがかなり増えていますが、提供していないところもあります。
レンタルサーバ側でウィルス対策やその他のセキュリティ対策が万全でない場合は、自分でセキュリティソフトを導入するなどして別の方法で備えておきましょう。
最近では、以上のようなメール機能を標準提供しているレンタルサーバが増えています。もちろん、他にもメール送信時にパスワード承認を必要とするSMTP-AUTH機能などさまざまなサービスを提供しているところもありますが、逆に使いたいメール機能が提供されていなかったり、提供されていても有料オプションになっていたりすることがあるため、確認しておきましょう。